T1が「Gumayusi」との2025年までの再契約を発表
韓国を拠点に活動するeスポーツチームのT1は11月15日、「Gumayusi」と2025年まで契約を延長することを発表しました。今回、Gumayusiは長期契約ではありませんが、2025シーズンではKeriaとOnerに続き、3人目の再契約となります。
現在22歳のGumayusiは、競技ゲームに深く関わる家庭環境で育ちました。兄のイ・シンヒョン(INoVation)はプロのStarCraft IIプレイヤーとして有名で、その影響を受けて若い頃からeスポーツの世界を志しました。
彼は2018年、KeG Championshipで優勝チームの一員として注目を集めました。その後、KeSPA Cup終了後に「Catan」へ改名し、同年SK Telecom T1(現T1)の練習生・サブロスターとして加入しました。
2019から2021シーズンにかけて、ADCとしてTeddy(現DRX所属)と交代で試合に出場しました。また、2021年には韓国サーバーで1位を達成し、その実力を示しました。2022シーズンからはメインロスターに定着し、LCK 2022スプリングでは驚異の219キルを記録。当時のスプリット最多キル記録を達成しました。
2022年のWorldsでは準優勝という悔しい結果に終わりましたが、2023年には個人スキルと試合支配力を発揮し、念願であるWorlds初優勝を達成。さらに2024年にはWorlds連覇を果たし、T1とともに歴史的な偉業を成し遂げました。
Gumayusiは、「プロeスポーツ選手としてのキャリアを最初から最後までT1で全うしたい」と語るほどT1への愛着を持ち、2025年までの契約延長も発表されています。その挑戦はこれからも続き、さらなる活躍が期待されています。
T1:2025シーズンのロスター
現在、確定しているT1 League of Legends部門のロスターは以下の通りです。
- Oner(JG)
- Faker(MID)
- Gumayusi(ADC)
- Keria(SUP)