G2がFnaticとの伝統の一戦を制す！Winterに引き続き、LEC Summerを優勝！

G2がFnaticとの伝統の一戦を制す！Winterに引き続き、LEC Summerを優勝！

LEC決勝は伝統の一戦

4/15にLEC 2024 Spring の Grand Finalが行われた。
対戦カードはG2とFnatic。
共にEUの名門チームであり、通算優勝回数も1位と2位のチームだ。

LECの春の決勝は桜舞い散る会場で行われた。
G2は昨年と同じメンバーで挑んでいる2024年シーズン。
昨年のNRGに受けた屈辱を晴らすべく、EUシーンを牽引しており、Winterの優勝にも輝いた。
入場も流石EUというべきか、ノリノリである。
ポージングを決めるBBと苗木を観客席に投げるYike。
イケメン化が止まらないHansamaと、Crapを決めるCapsにじゃんけんで負けるMikyx。
バリエーションは様々だ。

Fnaticは今シーズンから韓国人サポートのJunが加わり、ボットのフィジカルが増した。
冬シーズンは4位に終わったものの、春ではより良い結果を見せて決勝まで昇りつめた。
登場ならFnaticも負けていない。
グラサンが異様に似合うHumanoidとShowMakerポーズをするJunは必見だ。

お祭リージョン・LEC

決勝の日の数時間前にはLCKの決勝が行われたこともあり、LECのオモシロリージョン感をより強く感じた人も少なくないだろう。
あっちがドラマなら、こっちは祭典だと言わんばかりのゲーム展開を見せた。

GAME1ではギリギリのバロンの勝負をFNAが制して勝利した。
ただ、そんなものでは今日のG2の勢いは止まらなかった。

GAME2ではBBにサイオンを渡してスワップゲームを実行したG2。
ただこれは正直そこまでうまくいかなかった。それはそれでG2らしいかもしれない。

流れを変えたのがYikeのスティール。
GAME1でのやり返しを行い、テンポを握ってペンタキルまで取ってしまった。

ペンタキルで勢いに乗ったCapsはとどまることを知らず、GAME3でも大暴れ。
攻撃的なボットデュオとともにゲームを作り、最後も攻めの前フラッシュで勝負を決めた。

LECは終幕の時すら劇的である。
GAME4ではお互い拮抗した展開を見せていたが、最後にHansamaが大暴れした。
Capsに続くように、ジンクスでペンタキルを獲得。
1敗してからの3連勝でG2が優勝を決めた。

FinalのMVPには、バックドアを決め、ペンタキルを決め、常に集団戦で活躍し続けたCapsが選ばれた。

MSIへの出場権

惜しくも敗れたFnaticだが、実はMSIの出場権を獲得することはできている。

Lower FinalではBDSを相手にリーバースイープを達成。
激戦の末、MSIへの権利を手にしている。

日本のLOLファンにとっても馴染み深い、G2とFnaticがMSIに参加してくれるのはとても嬉しい。
昨今、中韓ゲーが加速しているLOLの国際戦。
MSI優勝経験がある強豪G2と、大昔のWCS優勝経験がある名門FNATIC。
MSIを荒らしてくれることを期待したい。

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