【LCKまるわかり翻訳解説】プレイオフR2 GENGvsDK【日本語動画リンク付き】

【LCKまるわかり翻訳解説】プレイオフR2 GENGvsDK【日本語動画リンク付き】

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「LCKまるわかり翻訳解説」は世界最高峰のプレイの数々を、日本語でもっとも詳しく解説する記事です。日本語動画のリンクも添付しているので、これを機にLCKに対して興味を持っていただけると幸いです。

概要

プレイオフ予告

進行方法

進出チーム


プレイオフR1M1 GENG 3 : 2 DK

対戦予告

正規シーズン対戦成績:マッチ2勝/セット4勝2敗 GENG優勢 (R1: GENG 2:1勝 / R2: GENG 2:1勝)

GENG – 昨年のWorldsでの失敗後、大胆な再構築を行い、チームの主軸だったDoran、Peanut、Delightとの契約を終了し、Kiin、Canyon、Lehendsを獲得し、スーパーチームを構築した。結成当初の心配を笑い飛ばすかのように、圧倒的なフィジカルを基にした堅実なプレイで、WorldsのディフェンディングチャンピオンT1ともう一つのスーパーチームであるHLEを圧倒し、17勝1敗、正規シーズン1位を達成した。

DK – チームを支えていたCanyonの離脱があったものの、ShowMakerの3年契約更新でこれを克服し、ベテランのKingenとAimingを獲得した後、超特級の新人Lucidを昇格させ、Kellinを残留させてロスターを完成させた。依然としてインゲームでのマクロ面が問題だと指摘されており、レギュラーシーズンでは不安定な動きを続けていたが、最終的にはR1でKTを倒し、やはりベストオブシリーズでは強くなるチームカラーを示している。 GENGは15連勝のHLEではなく、最近のマッチで苦戦した11連勝のDKを選び、約2年の時間を経て久しぶりに両チームがLCKプレイオフで対戦することになった。実際に、今シーズンでもGENGは2勝を挙げたが、両試合とも3セットまでの接戦が繰り広げられた。特に2ラウンドでは、無敵に近いGENGに対して唯一のセット負けを与えたチームがDKだった。ただし、2ラウンドの試合ではGENGがやや奇妙な実験ピックを行ったことも考慮に入れなければならない。GENGがプレイオフで実験をする可能性はないため、DKはその時よりも徹底した準備が必要だ。

当然、GENG有利のマッチアップだが、DKが食らいついてくる姿勢をレギュラーシーズン2ラウンドで示したように、簡単には終わらないと予想されている。確かにGENGはDKに対してマッチ11連勝を達成しているが、対戦の度に激戦を繰り広げている。直前のKTとの試合で4、5セット目で突如として飛躍したDK。観客の期待を集めるマッチアップだ。

海外のオッズはすでに約1:6程度に開いている。それほどGENGというチームは評価されており、現時点でフィジカル面・マクロ面・調子・フィードバックなどは超一級品。まさに完全体に近いチームであるGENGを、フィジカルが一段階低いチームであるKTに辛うじて勝利を収めたDKが倒すということは、非常に困難であることが予想される。

キャスター陣勝敗予想

キャスター陣は全員がGENGの勝利を予想していた。

試合内容

GAME1

韓国語放送

UGと観戦シリーズ

GENGはトリスターナを選び、サイドに力を入れた構成を作り上げた。一方、DKはオレリオンソルを選び、チームファイトに力を入れた組み合わせを作り上げた。しかし、DKはタンクとイニシエーターの役割を果たすチャンピオンがいない上に、射程も相手に比べて短いという不安要素を抱えていた。それに対して、GENGはその点をしっかりと突いた。

GENGの安定した技量に対して、DKはDWGクラシックではなく、DKクラシックの真骨頂を見せた。Kellinが失敗し、ShowMakerが沈黙し、Lucidがフォローし、Aimingが苦しんで、Kingenが無理にシールドを受けるという、2024年のDKの典型的な試合だった。特に、勝っていてもゴールドが減っていくというDKの弱点が、明確に現れた。14分時点、Kellinのフルヘルスタム・ケンチに対する無謀なフラッシュインからの失敗。それと同時にRumbleが倒されるという失敗。グローバルゴールドの差が一気に生まれ、DKの判断の未熟さが表面に出た。

GENGは序盤のダイブから下側のテンポを失い3つのドラゴンまで奪われたが、それでも余裕のある強豪チームのゲーム展開を見せ、DKを圧倒た。勝負を決めたのはKiinのバックドア戦略で、バロンの前で対峙するDKの足を止め、Kiinが本拠地に侵入してネクサスタワー2つを全て破壊した後、DKが家を守るために右往左往し分断された瞬間、ウルトで本隊に合流して分断されたメンバーを一人ずつ倒すなど完璧だった。

GENGが少し押されるように見えたが、特に危機感なく一方的にDKを振り回して終わった試合だった。上半身の優位性からグラブを6体獲得し、その基盤でトリスターナを中心にGENGがマクロを展開すると、エンゲージが貧弱なDKは一瞬で崩れてしまった。中盤でLucidが3つ目のドラゴンをスティールして希望を見せたが、その隙にGENGがミッド2のタワーをバキバキにすると、その後はドラゴンの前に行くことすらできず、一方的に敗北した。


GAME2

韓国語放送

UGと観戦シリーズ

GENGはフレックスピックを大量に選ぶこと、DKは主要なキャリーチャンピオンを隠すことで、お互いに心理戦を引き起こした。それに対して、GENGは全体的に優れたスノーボール構成を作り上げ、DKは伝統的な強豪組み合わせであるアーリヴァイとルシアンナミに、トップはグラガスを選び、「君たちはどのレーンで有利を作りたいだ?」と言いたくなるような構成を作り上げた。

GENGは初期のドレイブン-ランブル組み合わせの強みでレーン戦の利益を得たが、それをあまり広げられなかった。一方のDKはグラガスのスタン+アーリヴァイのコンボで少しずつ押し返し、メジャイを持ったアーリにキルを大量に集めることに成功した。その結果、アーリは手に負えない怪物に成長し、誰かがCCを入れる=1キルといえる状況まで事態は進み、DKが完全に優位に立った。

DKは「多戦多勝のDK」らしく、KingenとShowMakerがそれぞれの全盛期を思い起こさせる形を見せ、LucidもベテランのCanyonに対して劣らない力を見せた。一方、GENGは初中盤で主導権を得られず、エンゲージが不足しする不安なバンピックをした結果、久しぶりにKiin-Canyon-Chovyが一緒に低点を見せてしまった。

結果的に、GENGのスワップを組み込んだ「君たちよりも二手先を行っているよ~」という傲慢なバンピックとともに、上半身が下振れて自滅した一方、DKはLucidとAimingが自分の役割を果たし、KingenとShowMakerのビッグゲームハンターの気質が再び現れて2セットを取った。

GAME3

韓国語放送

UGと観戦シリーズ

GENGは前セットのエンゲージとフロントラインの不在による失敗から、セジュカサンテのWタンク、ポーキングとチーム戦を両立させるためのコーキ-ヴァルス-ランブルという構成をくみ上げた。それに対して、DKは前セットで活躍したアーリヴァイの組み合わせに、Aimingのシグネチャーチャンピオンであるゼリと、ミリオとウディアを選び、久しぶりにバリューvsバリューの対決となった。

GENGは自分たちのあだ名である「バリューのGENG」が何かをはっきりと示した。ファームに専念しているときでさえ、損失を最小限に抑えることを超えて、むしろLehendsのランブルが大当たり。2セット目のように利益を得た。しかし、中盤にDKの組み合わせが強くなるタイミングではしっかりと返されてしまう。しかし、前セットのようにそのまま倒れることなく、今回はトップ-ジャングルの頑丈な2タンクを基に、中盤をそのまま押し進めた。

DKはギリギリのリードを保ちながら、構成の強みが輝く瞬間を見せたが、結局GENGのバリューに追いつくことはできなかった。決定的な瞬間は最後のエルダードラゴンのチーム戦だったが、2回の些細な判断ミスが勝敗を分けた。一つ目は穢れの連鎖でShowMakerが捕まったこと。ウディアにヴァルスのウルトが当たった後、ウディアは生き残ったがスマイトファイトを見据えていたヴァイに感染。そこから鎖が伸び、チャームを狙っていたShowMakerまでスネアしてしまった。Chovyはこの隙を逃さずパッケージで突入、GENGは一瞬でアーリを焼き尽くした。ShowMakerもすぐにゾーニャで反応したが、イコライザーとパッケージでDKの陣地が二つに割れ、ゲームが終了した。

ShowMakerのスネア後、LucidがアーリをカバーするためにコーキにフラッシュRを使ったことが、DKの二つ目の判断ミスだった。先にShowMakerがゾーニャで時間を稼いでいた、また、GENGがアーリに集中してエルダードラゴンへの注意がそれた時間が発生していた。GENGがアーリを追い詰める間に、Aimingがエルダードラゴンを終わらせようとしたが、ちょうどスマイトダメージだけエルダードラゴンのHPが残り、戻ってきたCanyonが最後の一撃を与えた。もしLucidがエルダーを狙っていたら、一気に戦況が変わったはずだ。結局、捕まってアーリがランブルに焼かれ、せっかく開いたミッドの差を活かすことができなかったのが痛手だった。

結果的に見れば、久しぶりにLehendsのスーパーキャリーゲームだった。初めからランブルの強さを十分に活用して、イコライザーでコーキが落馬しかけたところを救い出し、さらにカサンテも解放してトップ-ミッドでDKが利益を得ることができたタイミングを遅らせて、自分たちのバリュータイミングを稼いだ。そして、その稼いだ時間でコーキが育ち、パッケージとイコライザーで文字通りDKを二つに割った。


GAME4

韓国語放送

UGと観戦シリーズ

DKは様々な組み合わせを試した結果、最終的にキャリー型のミッドが必要となり、ルブランをピック。これに対して、GENGはまるで応答するかのように、なんとトップのアーゴットをピック。今回も波乱万丈のゲームが予告された。

序盤のLehendsの致命的なミスと、それをカバーしようとしたCanyonのマオカイがジャングリングで失敗し、ゲームはそのままDKに有利な形に流れ始めた。結局、ルシアンのダブルキルからDKが一気に優位に立った。そうしてネクサスの目前までGENGを脅かしたが、GENGらしく一度はチーム戦でこれを覆そうとする。しかし、DKは絶対にクラッチタイムを与えないという意志でバックドアを試み、これを成功させて4セットを獲得した。

GENGはミッドとボトムが押されていた時点で、レクサイとナミをキャッチしてゲームを逆転する機会を狙ったが、LucidとShowMaker、Aimingが決死の覚悟でトップを守りきった。その後、Chovyのアジールを捕まえてバロンバフを再び奪われ、逆転の試みは失敗した。3つのインヒビが壊れたときでもで、ChovyのバックTPで逆転を狙ったが、ShowMakerが追い詰められながらも華麗なルブランのムーブでルルをソロキルし、くさびを打ったおかげで逆転には至らなかった。

GENGはレギュラーシーズンの恐ろしい調子はどこへやら、全レーンが低調の非常事態。特にこのセットでは、Lehendsの一度のミスからボット組が圧倒され存在感が消え去った。また、Canyonも成長が遅れ、適切な活躍もできなかった。ジョーカーピックであるアーゴットを選んだKiinだが、1人分の活躍をした程度だった。

一方、DKではハイパーエイミングモードに覚醒したAimingが爆発した。初期のダブルキルをきっかけに、アジールが狙ってくる盤面上で、なんと4/0/1でノーデスキャリーをやってのけた。ずっとルシアンがキルチャンスに目を光らせていたため、GENGは不利な状況で顔を出すことができなかった。それに加えて、綱渡りを上手くやったShowMakerやレクサイの職人技を見せたKingen、黙々とAimingをサポートしたKellinの活躍が合わさった。また、この試合のDKにマクロ展開のミスは見られず、バックドアまで成功させた。

GAME5

韓国語放送

UGと観戦シリーズ

予想どおりにいかないダービーふさわしく、再びシルバースクレイプスを起動した。これにより、GENG対DKはBo5で驚くべき3回目のGAME5という、希有なライバル関係が生まれた。これほどのライバル関係は、10年以上の歴史を誇るテレコムウォーを除くと、他にはないだろう。今シーズン、GENGの難敵はT1でもHLEでもなく、1敗を与えたKTと全試合をフルセットで戦ったDKだったのだ。

GENGはリーシンと、1~4セットでLucidが良いパフォーマンスを見せたヴァイをバンし、ブルー1ピックでレルを取り上げて、Lucid潰しを試みた。ボトムでは、GENGがピックしたアフェリオス-ルルに対し、DKはゼリ-ユーミで対抗した。DKのアジールに対しては、GENGはタリヤをピックした。そして、カサンテがピックされた状況、ラストピックでDKはナーを出そうかと悩んだが、最後にはKingenのシグネチャーチャンピオンであるエイトロックスをピックした。結果的に、GENGとDKはともにバリューが高い構成を組み上げた。5セット目にふさわしい強者対強者を予告した。

初期のボトムでは、ChovyのローミングによりGENGが先に得点を挙げたが、Peysのアフェリオスがユーミを捕まえられずに死んでしまい、優位を築ききれなかった。DKはLucidを先頭にしてタリヤを次々と捕まえていった。しかし、Chovyは驚異的なローミングとウルトの使い分けでゲームを支え続けた。DKよりも中盤で少し強い構成のGENGは、視界を取り続け、バロンベイトでチーム戦を誘発し、幾つもの神経を擦り減らす戦闘の末に、ついにバロンバフまで獲得した。DKはゼリユーミとエイトロックスの強みを活かしてサイドからゲームを作りたかったが、GENGはよりチーム戦中心の構成を持ち込んだ。ここで命運を分けたのフラッシュの差。ディーラー陣がフラッシュによって窮地を脱し、バロンを持ち帰ることができた。結果的にこのバロンがギリギリのゲームのバランスを崩した。

テンポを取られ2個目のバロンバフを奪われたDKは、ミッドを占領しドラゴンソウル獲得に最後の望みを託す。取り返そうとしたGENGと小規模な衝突が起こり、テレポートで飛んできたKingenのエイトロックスの足をKiinが捕まえきった。最後の戦いを覚悟していたDKだったが、Kiinが陣形を完全に崩しアジールを捕まえたせいで完全に爆発してしまった。GENGはそのままネクサスに突進し、Aimingのゼリの抵抗をKiinがマーク。最後まで生き残り、ゼリが防衛線から剝がされたままゲームが終了した。

まさに強者同士で互いに必死で最善を尽くした戦いだった。このセットではDKはレギュラーシーズンの終盤のように必死に噛みつき、手に汗を握るゲームを作り出した。GENGはボトムが大きく苦戦したが、Chovyがフィールド全体をカバーしきり、力をつけていたKiinが最後の一筆を引き、勝利を達成した。一方、DKはドラゴンスタックをうまく積み上げ、グローバルゴールドもしっかりと追いついたが、有利なチーム戦でGENGを一掃できなかった。その結果ゲームがフラッシュ交換の構図に変わってしまい、タリヤの壁とカサンテの存在感を乗り越えることができなかった。

また、フラッシュの重要性、特に相手とのフラッシュ差の危険性を痛感させられたゲームだった。両チームのプレイヤー、特にミッドとADCのフラッシュが交互に消えることで、フラッシュがないチームはチーム戦を避けようと努力し、逆にフラッシュがあるチームはチーム戦を仕掛けようとし続けた。チームファイトの中では、フラッシュがなくて互いに一掃できなかったり、相手の仕掛けから抜け出せない構図がゲーム中ずっと続いた。最後にはKiinの追撃に対してKingenのフラッシュが遅れてしまい死んでゲームが終わるなど、このゲーム中の核心は他の何ものでもなく、フラッシュの有無とその使い方であった。


総評

事前予想のオッズは1:6でGENGの勝利が有力だった。結果的にはGENGが勝利したが、互いに血まみれになる壮絶な戦いだった。AFs Kiin、HLE Chovy、DRX Kingen、DWG Showmakerが全員出場した試合だった。

冷静に評価すると、GENGは試合中ずっと揺れ動いていた。トップとミッド以外の全レーンで押し込まれたり、相手を押し込むことができない構図が多く、ボトムは毎セットで押し込まれた。2セットを除いては、堅実だったKiinとチームを救ったChovyの奮闘のおかげで勝利することができたが、ほとんどがレギュラーシーズンに比べて調子が明らかに低下していた。PeysはもAimingに押し込まれ続け、Canyonもまた、アーリヴァイの組み合わせに対してゲーム展開を迷う姿を見せた。相手にルシアンナミを与えて高バリューの構成を作り、無難に耐えて勝利するという従来のプランが今日の状況ではもはや通用しない。これが一時的なものでなければ、プレイオフでの大きな傷になるだろう。

それにもかかわらず、GENGは最終的には自分たちの力で勝利した。その中心には、やはりミッドで一貫性を持ち、マップを自由自在に動き、大規模なチーム戦でも、小規模な交戦でも大活躍したChovyの存在が目立った。他の選手たちも全員が試合中ずっと低調だったわけではない。勝者インタビューで今日最も残念だったという評価を受けたPeysが「試合前にが自信があったが、今日のプレイは自分自身でも残念だった。改善すべき点は理解することができた。」と語ったように、多くの傷を負いながらも勝利し、修正する必要がある。

一方、DKは結局強豪チームと言い切れないというレッテルを剥がすことができなかった。最初から超不利予想だった試合を5セットまで引っ張った点は素晴らしいと言えるが、一歩差の敗北、5セットまで行って敗北するという助演男優賞っぷりはこれで3年目になる。GENGとの連敗回数も13回に増え、これを打破する機会は先送りになった。それでもレギュラーシーズンの不調時に比べれば、明らかにDKはその時の疑念を払拭したように見える。今回のGENG戦は、過去とは異なりレギュラーシーズン1位対5位で格差がこれまで以上に大きく開いたにもかかわらず、最後まで壮絶な血戦を繰り広げ、その力を示した。

特にGENGが最も警戒したLucidのプレイは非常に素晴らしかった。バンピックの段階からLee Sinなどスナイプバンを2〜3つ受けながらも、勝利した試合では先頭に立ち、新人らしくない決断力を見せた。ShowMakerもレギュラーシーズンはもちろん、KT戦よりも鋭いキレを見せた。DKがLucidを1軍ジャングラーとして起用することに対して、不安の声が多かったシーズン序盤。プレイオフを戦いながら急成長する姿を見せ、今後に肯定的な評価を加えた。各選手の長所を最大限に生かしたバンピックと、(1セットを除いて)チーム一丸となってゲームを展開できるようになるなど、それなりに得るものがあった。

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